サヨ、日本に帰る。

サヨです。
皆さん、こんにちは、こんばんは。

そろそろ各地でのSARS騒ぎも収まりつつある今日この頃、
(つーか、ランカウイでは最初から何にもなかった)
皆さんいかがお過ごしですか?

私といえばちょっくら日本に帰ってました。
久しぶりのニッポン!
といってもたかだか1年ちょっとぶり。
それほどの感慨深さもなく、冷静に関空に降り立ち、無事に実家でお母さんのきんぴらごぼうにありつけたのでした。

さて、察しの良い方は気づかれたでしょう。
私が単なる帰国報告などここに書くか??
否!
本題はこれからです。

私は帰国に際して、例のアノ計画を実行したのです。
「雲海山で飛行機待ち、その後おにぎりお持ち帰り計画!」
帰国当日、お荷物を指差し確認し、パスポートと航空券を小脇に抱え雲海山にやってきました。
いつも制服で働く雲海山に私服で堂々とお客様として陣取り、天ざるそばとお寿司を平らげ、ガーデンテラスで食後の一服・・・。

そして、おもむろに「焼きおにぎり2個、ブンクス!(マレー語で「お持ち帰り」)」
と、のたまったのでした。
出来上がった焼きおにぎり(2個・御新香付き)を受け取ると、スタッフとのしばしの別れに涙し(大ウソ)、一路ランカウイ国際空港へ!

道中、タクシーの運転手に「どれくらい滞在してたんだー?楽しかったかー?」
と、聞かれ「・・・・1週間。とても楽しかった。また来たい。」と答えていると、空港に到着。

機内から雲海山を見ようとウキウキしていると
席は雲海山が見える側と反対側・・・。
窓の外見るためだけに席を移動するのはとっても恥ずかしい、もうすぐ25歳オトナの私。
反対側の席でそっと涙するのでした。(大ウソ)

さて、クアラルンプール国際空港に到着。
トランジットの時間もあまりないので早々にゲート前へ。
そこには心なしか疲れた顔をしながらゲートオープンをまつ人々が。

そこで私が取り出したのは焼きおにぎり(2個・御新香付き)。
ふたを開けたとたん、辺りに漂うお醤油の焼けた香ばしい匂い。
右隣に座っていた白人さんの「?!」という視線をよそに、パクリ。
・・・んまい!
依然として「?!」という顔をしている白人さんの視線を
右ほっぺたに感じながら御新香をポリポリ・・・・。
ゲート前の待合にあるまじき音をたてている私に左隣に座っていた中国人のおじさんの顔も「?!」に。
皆うつむき加減で座っている待合に漂うのは焼けたお醤油の香ばしい匂いと御新香をかじる音・・・。
その出所はワタシ。

両隣からの視線に羞恥心とともに優越感も感じ、無心で焼きおにぎりに向かっていたました。
全てを平らげ、お腹もいっぱいになった頃、ゲートがオープン。
乗り込むと同時に私に襲い掛かる強烈な睡魔。
(そらそーだ。食いすぎだ、ワタシ)
通路側の4つ並んだ席を占領し、ゆったりと横になり私は深い眠りへ落ちるのでした。

数時間後、スチュワーデスのお姉さんが「朝ごはんですよー」
と起こしにやってきました。
トレイに載せられて来た朝ご飯を半分寝ながら平らげ、(だから!食べ過ぎだってば。)
半分寝たまま関空に到着しました。
めでたし、めでたし。

何が言いたいんだかよくわからない駄文にここまでお付き合いくださってありがとうございました。
と、いうわけで、「雲海山で飛行機待ち、その後おにぎりお持ち帰り計画!」
実践レポートでした。

実際、機内で出されるものはランカウイークアラルンプール間は飲み物だけ、クアラルンプールー関空間は軽食(小さいサンドイッチ)と朝食だけなんでこの計画はオススメですよっ。

それでは、皆さん。
またお会いしましょう。