Hari Raya – ランカウイでのお正月
Greetings from LANGKAWI!
皆様こんにちは。
Selamat Hari Raya!
日本ではお盆もすぎ、お休みを満喫された方も多いのではないでしょうか?
少々遅くなりましたが、こちらランカウイのメインイベント”HARI RAYA”が先月7月18日と19日にありました。
長かった1ヶ月の断食が終わり、断食明け大祭の祝日(=HARI RAYA)をおおいにお祝いした雲海山のスタッフたちなのでした。
HARI RAYA(ハリラヤ)はイスラム教のお正月で、
この日のために、みんなこぞって新しいラヤ用の伝統衣装などを買い揃えます。毎年衣装を新調するのが普通だそうです。
それだけではありません!
日本で言えばおせち料理のような、この日のためのお料理を少しずつ準備していきます。
必須アイテムとして”ケトゥパッ”というもち米を竹の中にいれて蒸したものや、葉っぱにくるんで蒸したものを食べます。
これと合わせて、鶏や牛肉をスパイスとともに煮込んだもなどのを用意します。
(白いのがもち米のケトゥパッ、ガラスの器に入っているのがお菓子のクエラヤです)
忘れていけないのは”クエラヤ”と呼ばれる、一口サイズのお菓子です。
これは数週間前から用意し始め、この暑い国でも常温で1ヶ月くらい大丈夫なんだそうです。そのためほとんどが焼き菓子ですね。
ラヤ=ハリラヤ に食べる クエ=おかし、をさします。
断食があけ、伝統衣装を着て、みんなは朝から親戚・知人友人・ご近所さんの家を回ります。
どのお家でもそれぞれが用意した料理をすすめられるので、少量しか口にしなくても4軒もまわれば動けないほどおなかがいっぱいになりました!もちろんおいしいですよー!!
(こちらボウルの中はビーフンゴレンでした。焼きビーフンです。)
日本のおせちとは違う感覚ですが、麺料理を用意しているところも多く、私の好きなラクサやビーフンスープなどがあるお家もありました。
お年玉文化もあり、これは親戚間だけでなく、ごはんを食べにきた近所の子どもたちまでにも渡す習慣だそうです。
ただ日本よりも小額で、ひとり1-10リンギットくらいです。お年玉をためてゲーム!・・・というよりは、お年玉をもってお菓子を買いに行くといった感じでしょうか。
ところ違えど、似たような文化を発見し、嬉しそうなこどもたちや家族団らんの中にいるおばあちゃんたちを見て、なんだかにまっとした体験をさせてもらいました。
残暑厳しいですが、皆様も素敵な一日をお過ごしください。
あかね