竜巻~

約100近い島からなるランカウイですが、周りにある小さな島たちが壁となり自然災害の少ないことでも知られています。

しかし近年の異常気象でか、8月に竜巻が突撃しました。幸いにもランカウイ自体では死者はでませんでしたが竜巻が通ったであろう道は大木が倒れたくさんの小さなレストランや家などが被害にあいました。私もこの目で竜巻を見たのは初めてですし、ランカウイで竜巻がきたなんてローカルの方も初めてなんじゃないかと言っていました 😯

写真を見ると被災地といった感じがしますが、雲海山では電気や水道が止まるなどの被害はありませんでした。

被害直後のパンタイテンガー
被害直後のパンタイテンガーの様子

大木の根っこ
大木の根っこが見えています

潰れてしまったレストラン
潰れてしまったレストラン

 

今回、日本人の私が感じたことは元々多少不便のある島だからこそ、何か災害などにあった場合逆に強いんだと思いました。たくさんの家が屋根が飛んでいったり、なんなら木で潰されちゃったりしていました。しかし、元々手作りのような家なので復旧も早かったんです。次の日から、天気のいい時間帯にみんな屋根に登ってトントン屋根を張りなおしたり、倒れてきた木や看板など自ら片付けるのです。

作業中
翌朝、すでに皆さん作業中

雨が…
翌日も雨が…
ホテルの入り口がふさがれている
ホテルの入り口がふさがれている

 

もし日本で家が同じように多くの方が被害にあったら、工事の人を呼ぶのも時間がかかるでしょうし、安全確認の為あらゆる場所や物は使えなくなったり、食料や水の調達が難しくなったりと、大きな騒ぎにもなり、ストレスを抱える方もいることが想像できます。それはやっぱり便利すぎる環境がより大きな被害を与えているんだと思いました。

被害直後も大木が倒れ通れない道路もいくつかありましたが、ローカルの人たちはバイクでひょいひょいとわき道を抜けたり、被害にあった家など水漏れや水道が出ないとか電気がつかないとこもあったかもしれません。ただ、そんなこと日常茶飯事なので誰もビックリしませんね!

改めて、ランカウイの人々は強いなー心が広くて平和だなーと感じました。無駄にストレスを感じないところは、見習いたいと思いました!!