ランカウイの基礎知識

今回はこれからランカウイ(マレーシア)に行く方のために基本的な情報や豆知識を紹介していきます。

■免税について
ランカウイは免税の島なのでビール等お酒がとても安いです。
(逆にランカウイを出るとマレーシア全域でお酒は高いです)
免税店でのお酒やタバコの購入にはパスポート(コピーでも可)の掲示が必要です。
ちなみに免税と言ってもブランド物の鞄などはほぼ売っていません。
(香水は売っていますが化粧品はあまりないです。)

■治安について
クアラルンプールのような都会では日本人を狙った詐欺などの犯罪もあるようですが、ランカウイは小さな田舎の島なので治安は比較的良いと言えるでしょう。
ただ、車上荒らしなどの軽犯罪は起こっていますので、貴重品を置きっぱなしにする等の事はやめておきおましょう。
タクシーなどもあらかじめ値段が決まっているので、ぼったくられる事もありません。
不安な場合は乗る前に値段を確認しましょう。

注意しなければならないのが麻薬の所持です。
マレーシアでは麻薬の所持は死刑が適用される重罪です。
外国人旅行者でも容赦なく極刑に処せられます。
別に麻薬なんてやらないし所持しないから関係ない、と思われるかもしれませんが知らない人から荷物を預かって中身が麻薬だった場合、所持していた人の責任になります。
「荷物を預かって欲しい」などと頼まれても絶対に引き受けないようにしましょう。

あと、ランカウイ(マレーシア)に限らず、世界中の観光地で日本人旅行者を見ていると、ブランド物の鞄やアクセサリーをつけていて非常に浮いています。
高級品をこれみよがしに身につけてウロウロしているのは犯罪者には格好の的です。
ランカウイは治安がいいのでそこまで心配する必要はありませんが、他の国のツーリストから見ても奇異の光景ですのでやめておいたほうがいいでしょう。

■チップについて
マレーシアではアメリカのように事あるごとにチップを払う必要はありません。
重い荷物を運んでもらったり、特別な事をしてもらった時に「気持ち」程度のチップを払う程度で大丈夫です。
(タクシー代がRM38だった時はRM40を渡しておつりはいいよ、程度でOK。その際しっかりお礼を言いましょう。)

ホテルでは3RMほどの枕銭を置いておくといいでしょう。
絶対置かないといけない!とか、置いておかないと掃除をきっちりしてくれないとか、そういう事はありません。
ですがあったほうが掃除する人のやる気も出るし、日本人はケチと思われずに済みます(笑)

ホテルのサービスが良かった場合はチェックアウトの日にレセプションにまとめてチップを渡すといいです。
あとでスタッフ全員で分けます。

■クレジットカード・両替について
観光地なのでクレジットカードは大体の所で使えますが、ローカルレストランや屋台などでは使えません。こちらは現金を用意しましょう。

都心部ではスキミングの被害もちらほら聞きますが、田舎の小島・ランカウイではまだ聞いた事がありません。
念のため明細はしっかりチェックするようにしましょう。

両替は日本でするよりランカウイでしたほうがレートが良いです。

■屋台について
ランカウイと言えばナイトマーケット!
屋台でB級グルメを堪能できる素敵なイベントです。
衛生状態など不安に思われる方もいるかもしれませんが、個人的には日本の屋台も大して変わらないと思います。
不安な方は生っぽいものはやめておいたほうがいいかもしれません。

それよりもスパイシーで辛めの味付けが多いので、あまり食べ慣れていない人は胃腸薬を持って行くといいかもしれません。
辛さを控えめにして欲しいならお店で「くらん ぷだす(辛さ控えめ)」と注文しましょう。

ちなみにドリアンは車やホテルには持ち込み禁止です。その場で食べましょう。