マレーシア航空 その2

前回にも少し書きましたがマレーシア航空の最大のデメリット、それは遅延の多さです。
先日、遅延に遭遇したのでその時の事を綴っていきたいと思います。

ランカウイ国際空港でクアラルンプール行きの飛行機を待っていたのですが、20分前になっても飛行機のステータスがずっと「CALLING」。
後の便のエアアジアはどんどんCHECK-INになっていきます。
結局、1時間以上経ってからやっと飛行機が到着したのですが原因は分からず。お詫びのアナウンスも何もなし。

そしてやっとクアラルンプールに到着。
乗り換えには2時間以上余裕があったのでギリギリ間に合うと思ったら
関西空港行き6時間遅れ

マレーシア航空のほうでホテルを用意したので、そちらのほうに移動してくださいと言われ、バスで1時間以上かけてホテルへ向かう事に。
ホテルを用意してくれたとの事で助かる、と思ったのですがよくよく考えてみると
6時間待ちのうち3時間ほどバス移動
ホテルに滞在できるのは2時間弱。

…空港にいたほうが良くないか…?

ホテルは豪華でした(負け惜しみではありません)

シャワーを浴びようにも手荷物を返してもらってないので着替えもできない!
しかも部屋のエアコンがやたら効いてて寒い!
2時にまたバスが来るので仮眠もできない!
レストランも閉まってるので食事もできない!
…空港にいたほうが良くないか…?

結局シャワーを浴びて、また汗臭い服を着て少しだけ横になっていました。
すると1時半くらいにコールが。
もうバスが来たのか?と思ってロビーに行くと他にも起こされて来たと思われる人々が。
しばらく待っていたのですが…全然向かえのバス来ない…!
30分以上してバスが到着し、また空港へ。
…空港にいたほうが良かったのでは…?

空港についてスタッフが乗り場のほうへ案内したのですがエレベーターに全員乗れず、後から着いていく事に。
エレベーターを上がったらスタッフいない…
一緒にいた人と電光掲示板を確認したりしながらようやくゲートへ。
…日本ではありえない…というか、もしこれで乗り場まで行けなかったらどうするつもりなんだ!?
いくらマレーシア人がのんびりしてるとは言っても航空関係でこれはアウトでしょう。

そして今回の遅延の原因ですが「用意しないといけない機材を忘れていた」との事。


なにその買い物しようと町まで出かけたら財布を忘れたから取りに戻ってました☆みたいな理由は。
点検でおかしな所が見つかったとかなら分かるんですけど。

話に聞くと年末年始にも大量に遅延が発生していたそうです。
さすがにマレーシア航空のほうから公式の謝罪があったそうですが、改善される気配はないですね…。
今までも遅延自体は何度か経験したのすが、それは天候などやむを得ない原因でした。
しかし今は特に理由もなくルーズに遅れている感じがします。

遅延するだけならまだしも、手際の悪さがなんともマレーシアらしい対応でした。

とは言えクアラルンプール→ランカウイの便はマレーシア航空かエアアジアの二択なんですよね。
もう少しマレーシア航空には改善してほしい所ですがあまり期待はできそうにないです。